H先輩は、全日本ラリーに参加していた時代の別のチームの大先輩で、その当時でもレジェンドだったのですが、とても気さくで、良く楽しい話をしてくれました。

その貴重な話の中でも今も伝説のように一部で語り継がれている話があります。

ある日ラリーの最中にお腹を壊していたそうですが、なんとか我慢して、SS(スペシャルステージ)のスタートに向かったそうです。

スタートの秒読みが始まり、「3、2、1、スタート」の指示に合わせて、アクセルを全開に踏み込んだのですが、スタートしたのはラリーカーだけでなく、H先輩のレーシングスーツの中でも異物がスタートしてしまったそうです。

それでも、そのSSを走りきったのですが、フィニッシュで横のナビゲーターの方がH先輩とは一切目を合わせず、競技役員にリタイヤ届けを提出したそうです。

リタイヤ理由には「ドライバーの体調不良」と書いてあったそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です